さて、土日なのに占有走行3時間という夢の様な話が確定したオレ様(←有頂天)。
そんなオレ様に冷や水をぶっ掛ける人間が。
「今日は貸切だからベストタイム更新は必須ね」
ツーサポのMでした。
あれ?
今日はセッティング出しの日だったよね?
「そりゃセッティング出しだけど、セッティング出たらタイム上がるのは当然だよね」
・・・ごもっともです。
準備をしているうちに、Mも準備を進めます。
そして出てきたデータは気温24.5℃、路温49.2℃(!)。
なに、その路温っ!?
タイヤがヒートしちゃうよっ!?
とりあえずTPチェッカーのタイヤ温度警告設定を再確認して、ヒート対策で設定温度を若干下げてタイヤがひどい状況になる前にピットインするというスタンスで行く事に。
そんなこんなで、まずは10〜15周ほど走ってタイヤの状況を確認する事にしてコースイン。
しかしニューパーツが逆に働いてしまい、タイムが思った様に上がりません。
まぁこれからセッティング出すのですから当たり前ですが、微妙にテンションも上がりません。
なんだかクルーズモードに入ってしまってます。
そんな状態でもタイヤのエア圧がガンガン上昇し、内部温度が設定値を軽く超えてしまったので一度ピットイン。
そこでMのチェックを受けた訳ですが
「全然タイヤ使えてないね。タイヤ冷えたらもう一度気合入れて10周!」
叱咤されました。
見透かされてますね・・・。
そして気合を入れなおして再びコースイン。
まずは従来のベストタイムを更新。
しかし本来目標としてるタイムにはまだちょっと遠い。
そしてそこそこプッシュしたところでTPチェッカーが警告を発します。
はい、タイヤ温度が上がりまくったのです。
ヒートしちゃいました。
役に立つなぁ、TPチェッカー。
熱ダレしちゃタイムも出ないので、やむなくピットイン。
ただ、今度はMも満足だった様で、足廻りのアライメントをその場で変更する事に。
その為にテスターと工具を持って来てもらいましたからね。
なんて贅沢なサポート体制でしょう・・・。
要求数値も想定範囲内だったので、サクサクと作業してしまいます。
まぁそれなりに時間は掛かりますが、3時間という走行時間はそれを余裕で可能としてくれました。
サーキットで走り込んで現地でセッティング出しなんて、なんて贅沢なんでしょう・・・。
ちなみにフロントは変更の必要無くタイヤを使い切れているのですが、リヤがまったくダメでした。
元々リヤもセッティングは出ていたのですが、ニューパーツ導入で要求値が変わってしまったのです。
これは元々想定内ですし、そのつもりでMを連れてきたのですが、思ったよりもハッキリと数字に出ましたね。
そして再セッティングの後コースイン。
この時点での気温は22.7℃、路温44.5℃と若干低くなりました。
アライメントの変更に併せてかなり上昇していたタイヤのエア圧も変更し、再びタイムアタック。
すると走り始めてすぐに従来のベストタイム更新するタイムが連発。
明らかにリヤの限界が上がっています。
リヤのエア圧は上がり気味でしたが、それでも最初に比べたら低くて跳ね回る事無くしっかりグリップしてくれてる感じがします。
これに気を良くしてハードにプッシュし続け、結果的に当面の目標としていたタイムに入る事に成功。
ある程度リヤタイヤを使いきれるセッティングが出た証拠でしょう。
実際にタイヤ温度が設置面で平均な上昇を見せていたのでバッチリ路面に接地していたのが分かりましたし、使い切れてる分タイヤの温度も上昇していてました。
データに出ますね、ホント。
兎にも角にも、まずは目標達成です。
そしてピットインすると、Mが褒めてくれました。
「目標達成おめでとう」と。
しかし彼は甘くありませんでした。
「次は○○秒だね」
あの・・・今、目標達成したばかりなのに、即1秒縮めるのが目標にナルンデスカ?
「え?クルマ的には○○秒出せる状態にはしたよ?」
そら、あんたと元F2乗りなら出せるでしょうよ・・・。
しかし今回のモディファイは、サーキットでタイムが出るというよりはサーキットとストリートでの走り易さを求めたものだったので、移動時の乗り心地はかなり柔らかくなりました。
乗り心地は正直快適です。
一般的なサーキットスペックとは明らかに違います。
ツーリングからサーキットまでカバーする楽しいエリーゼというのが個人的な目標でしたので、まずは足廻りに関しては一段落ついた感じですね。
Mも「サーキットのタイムを重視するならこのダンパーじゃさすがに無理。最低でもダンパーセッティングの変更とスプリングレートの変更は必須だね。たぶんオヤジさんのところのダンパーがHSPじゃ一番イイかもしれないね。筑波とHSPってセッティング似てるしね」との事だったので、当面はこのままでしょう。
サーキットスペシャルを作ってる訳じゃないですからね。
現状で更にタイムを詰めるなら、ニューパーツの若干のセッティング変更と、帰りの道中と普段乗りを若干諦めたエア圧にまで落として再トライですね。
ちなみにフロントタイヤはピットイン後に内部温度が一気に上昇して、エア圧とともにかなりドッキリな数値まで行きました。
HSPの下りの裏ストレート後などでかなり過酷な条件だった筈ですが、フロントタイヤはなんのかんの言っても風が直接当たりやすいから冷やされやすいけど、タイヤ構造体内部はしっかり熱源としてホットなままだったのでしょう。
リヤはそこまでの事はありませんでしたが、これはブレーキングと加速の負荷の差でしょうね。
SuperGTとかで全車エア圧見てるという理由が良く判りますね。
着けたら手放せませんよ、ホント・・・。
次はSuperGTの予選みたいに、ピットインしたら水でタイヤ冷やそうかな(←かなり本気です)。
兎にも角にも目標も達成し、次なる目標タイムも決まったので、次は・・・走る時間を作ることが目標ですね。
仕事が忙しくてなかなか走れないのです・・・。
次は7月の走行枠かな。
おまけでこんな事もしてきました。
もういっちょ。
せっかくの貸切ですから、遊ばなきゃね。
さて、遊びはともかく、ここまで書けばもう何を入れたか分かりますよね?
次はそれのネタを・・・。